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本当に自分に合ったケア、できていますか? ― 唾液検査と歯科医院でのオーダーメイドメンテナンス

2025年4月9日

本当に自分に合ったケア、できていますか? ― 唾液検査と歯科医院でのオーダーメイドメンテナンス

 

◆ 唾液からわかる、本当の“あなたのリスク”

「ちゃんと磨いているのに、なぜか歯ぐきがいつも赤い」「フロスも使ってるのに口臭が気になる」

それ、見えない部分で“バイオフィルム”が残っているのかもしれません。

当院では、自由診療の唾液検査(SillHa)や顕微鏡検査、PCR検査などを用いて、

以下のようなリスクを“見える化”しています。

– むし歯菌の酸産生能力(むし歯の進行性)

– 唾液の緩衝能(pHを保つ力)

– 白血球やタンパク質から見る歯肉の炎症傾向

– 病原性細菌のバランス(菌の比率)

 

これに基づき、歯ブラシやペースト、洗口剤の選定、使用順序までをオーダーメイドでご提案しています。

 

◆ 最近よく聞く“歯磨き粉を残す”ケアに、落とし穴

テレビやSNSで、「フッ素の効果を高めるため、歯磨き粉はゆすがず残すのが正しい」という説が拡がっています。

確かに、フッ素が長く残れば再石灰化効果があるという側面はあります。

ですが――

 

▼歯肉が繊維化する人/しない人で反応は違う

– 歯ぐきに細かい引っかき傷のような傷ができやすい体質の方は、そこに細菌や化学成分が残ることで、

炎症を繰り返し、線維化(硬くゴワついた状態)に進行する場合があります。

– 一方、線維化しにくい体質の方は、慢性的にぶよっと赤く腫れたままになる傾向があり、

歯磨き粉に含まれる発泡剤や添加物の刺激が、歯肉の回復を妨げることもあります。

 

▼フッ素の安全性 ― 世界基準とのギャップ

– 日本の市販歯磨き粉に使われるフッ化物や発泡剤(ラウリル硫酸ナトリウム)には、

一部で発がん性・粘膜刺激性が指摘されており、

EU諸国では含有を控えた製品が主流になっています。

– フッ素は自然界のミネラルバランスを乱す可能性もあります。

特に、マグネシウムが必要な場所にフッ素が取り込まれると、

本来の代謝バランスが崩れ、慢性的なミネラル不足につながるリスクがあるとされています。

 

◆ 正しいケアの順番、見直していますか?

よく「フロスは最初に使いましょう」と指導されることがありますが、

当院では次のような流れを推奨しています。
最低限必要な口腔ケアグッズは1つでも2つでもなく3つ!

 

▼自然な流れで“効果が上がる”ケア手順

  1. ぶくぶくうがいの後、歯ブラシで目立つ大きな汚れやプラークを除去(寝起きは口内が乾燥しているので粘膜の保湿と、固まった汚れをほぐすことが目的)
  2. フロスを歯肉溝内まで挿入し、歯面にC字状にしっかり巻きつけて歯茎を傷つけないよう汚れを歯についた歯垢こすり取る。(歯の表面と、歯茎の下に隠れた歯面の汚れをしっかり丁寧にとる)
    ワンタフトブラシで湾曲した歯面・前歯の舌側、歯周ポケット周囲を精密に清掃(←最も重要。平面ではないので毛先を上に向けたり下に向けたりしながら仕上げる)
    汚れの取り残しを見つけたらもう一度適材適所の清掃器具に戻る。一方通行で終わらないことが重要!
  3. 洗口剤 or 水でリンス(必要に応じて水や洗口液を含んだまま2の操作を行い、再度流す
  4. 最後に、目的に応じた歯磨き剤(再石灰化、知覚過敏ケアなど)を塗布・保持1〜2分待ってからうがいで洗い流す。

また、唾液分泌が少ない方や粘着性の高いバイオフィルムが残りやすい方には、

最初に水でうがいしたり含んだりすることで“ネバつきをゆるめてから”磨くと、

洗浄効果が高まります。

 

◆ ナチュール式メンテナンスはここが違う

当院では、クリーニング後のきれいになった状態の歯と歯ぐきに、

その方に合わせて選定した再石灰化成分や抗菌ペーストを塗布します。

市販の一律な成分ではなく、

– 歯の質(エナメルの硬さ・象牙質の露出)

– 歯肉の状態(出血傾向、繊維化の有無)

– 唾液のpHと中和力

などを総合的に判断して処方しています。

 

◆ 【まとめ】他人のケアは、あなたに合わないかもしれません

インフルエンサーやTV番組で紹介される方法が、必ずしもあなたの体質・口腔環境に合っているとは限りません。

繊細な粘膜・バランスの必要な唾液・日々変化する細菌バランス――

自分のカラダのことは、自分で知ることが第一歩です。

自由診療だからこそできる、唾液検査と精密メンテナンス。

あなたのためだけの“ほんとうの予防”を、始めてみませんか?

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