歯科治療は「歯科医と患者の共同作業」 健…

歯科治療は「歯科医と患者の共同作業」 健康な歯を守るためにできること

2025年3月19日

「歯医者に通えば安心」ではない？本当の健康を守るために必要なこと

 

「歯医者に行けば、歯のトラブルはすべて解決する」と思っていませんか？
しかし、治療を受けるだけでは歯を維持することはできません。

歯科治療は、歯科医に丸投げではなくご本人が協力して進める共同作業です。
どれだけ費用や時間をかけても、患者さん自身が毎日のセルフケアを怠れば、虫歯や歯周病のリスクは高まります。

また、保険診療のメンテナンスと自由診療のメンテナンスには大きな違いがあります。
当院では、ただの定期検診ではなく、本質的に身体と歯を守るためのメンテナンスを提案し提供しています。

歯科医と患者さんが一緒に取り組むことで得られるメリットと、当院のメンテナンスの特徴についてご案内します。

 

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保険診療のメンテナンスと当院の自由診療のメンテナンスの違い

1. 保険診療のメンテナンス（最低限の管理）

保険診療では、基本的にすでに進行してしまった病気に対する治療が中心になります。そのため、メンテナンスにおいても以下のような制限があります。

▶︎3〜6か月ごとの定期検診
（歯石取りや簡単なクリーニングが中心。保険診療のルールに沿って行う必要がありますので、
歯石とりを行う前には歯周ポケット検査が必須です。）

▶︎深く入り込んだ歯石や定期的なエナメル質を薄くしないように
低侵襲で行うバイオフィルムの除去は、保険の範囲内では困難。

▶︎口腔内の細菌検査や、個々のリスクに応じた予防プログラムは実施されない

「定期検診を受けているのに歯が悪くなる」という方は、実はメンテナンスが不十分である可能性があります。

2. 医師の裁量の全てを自由に組み合わせた形のメンテナンス（個別化されたメンテナンス）
デンタルサロンナチュール銀座では、「口腔から始まる全身の健康と本格的な予防メンテナンス」を提案し提供しています。

保険診療のルールに縛られた一般的な歯石取りとは異なり、
デンタルサロンナチュール銀座は医師の裁量権を自由に使うことができる自由診療のサロン型クリニックだからできる
お口の健康を総合的に診断し、一人ひとりに合ったプログラムを作成することを重視しています。

 

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当院のメンテナンスの特徴

1.細菌検査によるリスク評価
唾液検査や位相差顕微鏡を使用し、虫歯・歯周病リスクを可視化します。
患者さんの細菌バランスを確認し、適切なプランを作成します。

2.歯周病・虫歯リスクに応じた徹底クリーニング
保険診療では対応できない歯周ポケット内のバイオフィルム除去を実施。
スイスのEMS社製のエアフロー（グリシンや塩っぱい重曹ではなく高級なエリスリトールパウダーを使用）や、
適切なサイズのインスツルメントで、歯茎の奥深くまでしっかり清掃します。
※場合によっては麻酔を併用します。

3.咬合調整（噛み合わせのチェック）
見た目上の歯並びが良くても、さまざまな方向からかかる力によって自覚なく歯に負担がかかっていることがあります。
当院では可及的に歯にかかる力の方向を探りながら、必要に応じて歯の形態修正を行います。
体や舌、口腔周囲の筋肉の使いかたに偏りがあると、前歯や奥歯に負荷がかかります。良くない習癖による影響を見つけた場合は適切な指導を行います。
指摘を受けた場合でも、『できない』『無理』と思わないことが大切です。やろうとしている過程の段階で「できない」と声に出してしまってもいいです。
出来ないと言って投げやりになったり本当にやろうとしないは良くないことです。
『出来た！』となるまで『できる』を根気良く探しましょう！
そもそも口腔周囲に限らずどんな習癖であっても一般的に習癖の改善をするためには誰でも３週間ほどかかるものです。
指摘されるまで年齢と等しい年月偏った身体の使い方をしていたのですから、
動いていない筋肉を動かすためのコツを探るのは少々しんどく感じるのは当たり前です。

4.歯の表面をすり減らさないように滑沢にする仕上げ
通常のクリーニングでは落としきれない着色やバイオフィルムを徹底的に除去します。
歯の表面をなめらかにし、汚れがつきにくい状態に仕上げる。
歯科医院の設備や消耗品に対してかなり高額なコストとチェアタイムが必要なので保険診療では困難といえます。

5.食習慣・生活習慣の指導
食事の摂り方、飲み物の選び方、フロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシの正しい使い方まで細かく指導します。
保険診療ではカバーできない、本質的に歯と歯周組織、お口から始まる全身の健康を守るための指導を実施しています。

 

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歯科医と患者さん自身が協力なしでは理想的な口内環境を維持することは難しい

 

歯科治療や予防医療は、歯科医と患者さん自身が協力して進める共同作業です。

• 歯科医院での専門的なケア
• 毎日のセルフケアの習慣化
• 定期的な個別化されたメンテナンスメニューで健康を維持

 

この3つを継続することで、健康な歯を維持し、虫歯や歯周病のリスクを大幅に減らすことができます。

 

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まとめ：健康な歯を守るのは、歯科医ではなく患者自身の意識と行動

 

歯科治療や予防処置は、歯科医にすべてを丸投げするものではありません。患者さん自身の行動によって結果が大きく変わります。

• どれだけ時間や費用をかけて治療を受けても、セルフケアと定期メンテナンスを怠れば意味がない。
• 歯科医はあくまでもサポート役。最終的に心身の健康と歯を含めた口腔の環境を守るのは、患者さん自身の習慣次第です。
• 定期的なメンテナンスとセルフケアを両立することで、健康な歯を維持することに繋がります。

「定期検診に通っているのに虫歯や歯周病になる」「保険のメンテナンスで十分なのか不安」という方は、一度ご相談ください。
デンタルサロンナチュール銀座では、お口の中から始まる心身の健康を守り育むためのメンテナンスを提供しています。

歯科医と二人三脚で、お口から始まる健康を守り育みましょう。

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