歯医者が苦手だったモデルさんが手に入れた…

歯医者が苦手だったモデルさんが手に入れた健康な口内環境

2025年2月25日

歯医者が苦手だったモデルさんが手に入れた健康な口内環境

歯医者が苦手で、ほとんど通院したことがない——そんな方も少なくありません。
今回ご紹介するのは、あるモデルさんのエピソードです。
彼女は「虫歯になったことがない」という理由で歯医者にほとんど通わずに過ごしていました。
しかし、実際に口腔内を詳しく診断してみると、意外な事実が明らかになりました。

きっかけはテレビ撮影のための来院

彼女が初めて当院を訪れたのは、テレビ撮影のためでした。
モデルとしての撮影の一環で歯科医院に来たものの、実際に染め出し液を使ってみると、歯の表面に多量の磨き残しがあることが判明。
これをきっかけに「自分の歯は本当に健康なのだろうか？」と疑問を抱くようになりました。

予想外の口腔内リスク

その後、改めて患者として予約を取り、診察を行ったところ、以下のような問題が見つかりました。

• 前歯のエナメル質表面ががギザギザしており、摩耗が進んでいた
• 歯垢の蓄積、口臭、歯茎の出血が見られた
• 歯肉縁下に歯石が多く存在
• 下顎の前歯が1本先天的に欠如していた
• 奥歯の噛み合わせに問題があった
• 正しい歯磨きができていなかった

また、位相差顕微鏡で口内細菌を確認したところ、リスクが高いことが判明し、PCR検査を実施しました。

本人の努力と継続的なケアで変化

治療と指導を根気よく続けた結果、彼女は次第に口腔ケアの重要性を理解し、セルフケアにも積極的に取り組むようになりました。

• インビザラインで歯並びを整える
• セラミック治療で見た目と機能を改善
• 定期メンテナンスを継続
• 正しい歯磨きとフロスの習慣を確立
• 食生活の見直しと栄養面の改善

結果、彼女の口腔環境は別人のように改善され、現在も良好な状態を維持しています。

「知識が自信に変わる瞬間」

最近、NHKの番組で口内フローラと全身の健康の関わりについて特集が組まれていました。彼女の夫はその番組を観て、「こんな話、初めて聞いた」と新鮮な驚きを感じたようですが、彼女は「この話、全部知ってるよ。デンタルサロンナチュール銀座で先生から教わったことばかりだよ」と自信を持って話してくれたそうです。

口腔ケアに関する知識が深まることで、日常の健康意識も変わっていく——これはまさに、彼女自身の努力の賜物です。私もこの話を聞いて、大変嬉しく思いました。

歯科ケアは「予防」が大切

このエピソードが示すように、「虫歯がないから大丈夫」というのは決して安心できる状態ではありません。
虫歯だけでなく、歯周病や噛み合わせの問題など、さまざまなリスクを抱えている可能性があります。

また、口腔内の健康は全身の健康とも深く関係しています。
歯周病は心血管疾患や糖尿病、認知症のリスクを高めることが知られており、予防歯科の重要性がますます注目されています。

健康な歯を維持するためには、定期的な歯科検診とメンテナンスが不可欠です。
「自分の口内環境をもっと知りたい」と思った方は、ぜひ一度ご相談ください

まずは初回カウンセリングへお越しください。オンラインでも可能です。