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サプリメントの単位

2021年12月13日

サプリメントの画像

サプリメントの単位。正確に表現するとサプリメントの裏のラベルに表記されている成分表の単位です。
いつもこれで悩みます。。。

1g=1,000mg=1,000,000mcg
マイクログラム=μg=mcg
1mg=1,000mg(1,000μg)
1mcg=0.001mg

サプリメントの表記で様々な単位が使われています。
どっちサプリの方が欲しいビタミンの量が多いのかしら?表記も1粒(1カプセル)ではなく一回量や1日量(例:3粒を3回/1日=9粒)で表記されているものもあるので更にややこしい。。。

最終的に本当に体内に吸収されているのかどうかも大事なポイントです。
残念ながらラベルには書かれておりません。

脂溶性ビタミンに使われるIU(国債単位:International Unit)も混ざってくるともう、訳がわからないです。
ビタミンの種類によって数値も異なるんです。
国債単位IUは、脂溶性ビタミンやホルモン、酵素、薬物などの活性を示す単位です。一定の生物学的効果を発揮できる量が国債的な同意の上、物質ごとに決められています。
アメリカでは脂溶性ビタミンの国際表記が定められています。日本では重量単位で示すことが求められているため国際単位よりも重量単位で表記されることが主流となっています。日本はここでも遅れています。両方の単位で表記されているものもあります。

ビタミンA 1IU=0.33mcg
ビタミンD 1IU=0.025mcg  1000IU=25mcg=0.025mg
ベータカロテン(消化吸収率を考慮しない場合)1IU=0.6mcg
ベータカロテン(消化吸収率を考慮した場合) 1IU=1.8mcg
天然ビタミンE (d-αトコフェロール) 1IU=0.67mg
合成ビタミンE (dl-αトコフェロール)1IU=0.9mg

脂溶性ビタミンは同じ栄養素名であっても、分子構造が異なる複数の物質が存在します。やはりIU表記が良いですね。

ビタミンA(レチノール)には重量単位や国債単位とは異なる単位があります。
REA(Retention Active equivalent):レチノール活性当量
ΒカロテンなどのビタミンA 前駆体(プロビタミンA)は体内でレチノールに変換されて効果を発揮します。
1RAE=1mcgビタミンA=12mgβカロテン=24mgその他のカロテノイド

食事ではβカロテンの形での摂取となります。
ビタミンAを1日に30~40代の推奨量700mcgREAをとろうとすると、βカロテンだと8,400mcg必要となります。
ニンジン何本分だろう?ニンジン100mgにつき4〜7mgのβカロテンが含まれるそうです。
生で食べるよりも茹でたほうが吸収率は高くなります。
え?8400mcgってなんmg???
8400×0.001=8.4
8.4mgのベータカロテン、ニンジンの個体差を考慮すると、100mgのニンジンでは足りないみたいですね。ニンジン1本何g?????


調べました。1本150〜200gだそうです。
あ、ここでも単位が違っております。mgじゃなくてgになっております。
サプリってやはり補助食品として優秀です。計算しやすいです。
サプリだけ取れば良いということではないので誤解のないように。

血中 25-(OH)D (25-ヒドロキシビタミンD)
定期的にモニタリングしながら自分に必要なビタミンDサプリメントの量を決めるのが良いです。体内に炎症があると消耗が激しくなリます。季節性アレルギーの時期は普段より多めに摂るなどの工夫も良いでしょう。
一般的な血液検査で検査会社に外注し、7〜10日間で結果が届きます。
即時検査も検査キットで可能になりました。まもなく導入予定です。しばらくお待ちください。

ビタミンDは合鴨以外のお肉には含まれていないことが多いんです。 注)詳細は食品成分表をご確認ください。
高タンパク低糖質食、水銀汚染をケアして魚をあまり食べずに肉食続きの人は要注意です。
(実はこれ、数年前までやっていました。恥ずかしい。)

ビタミンDは魚の油、キノコ類に含まれています。
同じものばかり食べ続けるとアレルギーになります。
3食連続とか3日連続同じものなんて食べ方のないように。調理法やローテーションがコツです。

食品からとってもなかなか血中濃度が上がらない場合、サプリで計算しながら補助することがおすすめです。サプリメント選びは添加物が含まれていないものを選ぶことも大切です。
消化能力を超えた量を食べると消化管に負荷がかり炎症につながります。
炎症で消耗してしまいます。。。
頑張りすぎないように、もしくは頑張りかたを間違えないようにですね。
※写真はイメージです。当院の取扱サプリメントではございません。

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