ヘルスケア

歯磨剤(歯磨き粉)について

パラベン
ラウリル硫酸ナトリウム
シリカ
トリクロサン
フッ素
BPA(マイクロプラスチック)

日本で流通している多くの歯磨きペーストなどの歯磨剤には上記の成分が含まれています。
毎日使うものだから、微量でも体内に蓄積します。
特にBPAは粒入り歯磨き粉の成分でマイクロプラスチックの問題は海洋汚染など多面的に無視できません。
口腔内では歯肉溝内に停滞して微細な炎症の元になったり、歯周病やインプラント周囲炎の原因となることも。
パラペンはアレルギーや、環境ホルモン(エストロゲン様作用があり、不妊症や乳がんの原因として避けたい成分です。微量でも毎日摂り続けるものには含まれてほしくないですね。
ラウリル硫酸ナトリウムも毎日お口の中から体内に入れたくない成分の一つです。
泡立ち効果は清涼感を誘いますが、磨き残しを見つけにくくなることも。
シリカは研磨剤。粒子の大きさにもよりますが、エナメル質に微細な傷をつけるので茶渋が溜まりやすくなることも。
トリクロ酸はFDAの販売禁止措置 成分です。アレルギー発症との因果関係の立証もあり。毎日微量に液体石鹸など多くの製品に含まれていますので、せめてお口の中から毎日摂取は避けたいものです。
フッ素は虫歯予防効果に有効とされていますが、高濃度で使用しなければその恩恵は受けることが難しく、低濃度で毎日使用しても必須ミネラルの吸収阻害因子にしかならないので不要な成分の一つと考えています。
これらの成分が一つも含まれていない安心安全な歯磨剤は見つけることが困難なため貴重です。

審美修復後、特にダイレクトボンドを施した歯についてはPMTCなどを他院で受けていただきたくないものです。PMTC用のペーストや安易な超音波スケーラーの使用はせっかくきれいに仕上げたダイレクトボンドに傷をつけてしまいます。劣化や変色のもととなります。
歯を修復したら終わりではなく、専用の艶出し用の研磨器具などを用いて丁寧な定期的メンテナンスを行うことも大切です。
クライアントの口腔内の細かな注意すべきポイントも施術担当者でないとわからないです。

メンテナンス行為は保険適応外です。
デンタルサロン ナチュール銀座では歯磨剤選びや歯ブラシの特徴などあなたにとって最適な組み合わせをご提案いたします。ご相談ください。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。