インビザラインとは
米国アライン・テクノロジー社が、1999年に米国の矯正歯科医師を対象に提供を始めたマウスピース型矯正治療システムです。
透明に近く目立ちにくい、取り外しが可能な新しいアプローチの歯科矯正インビザライン・システムは、現在、世界100カ国以上の国々で提供され、これまでに900万人を超える患者様が治療を受けられています(2020年10月時点)
インビザラインの一部の特許が切れたことにより、数年前からたくさんの会社から新しいアライナーブランドが誕生しておりますが、マウスピース矯正のパイオニア的ブランドです。
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ワイヤー矯正は約8割のケースが抜歯になりがちですが、インビザラインは8割非抜歯ケースとなります。
ワイヤー矯正とインビザラインは歯を移動させるためのメカニズムが大きく異なります。
そのため、抜歯、非抜歯の判断基準も大きく異なってきます。
しかしながらインビザラインも歯の移動を促す道具に過ぎませんので、インビザラインならどこのクリニックでも同じ結果になるとは限らないのが現状です。
かといって、どの矯正装置でも1ヶ月間に歯を移動させられる距離には限界があります。歯根膜の幅≒移動可能距離だからです。
限界を超えるような無理な力を歯にかけてしまうと、望まない結果に繋がることもあります。
なるべく抜かないで矯正することを希望される方はマウスピース矯正は大変適しております。その中でも特に中等度以上症例においては『インビザライン』を推奨しております。